ねこの てんてん君

こんにちは!

 

段ボールとともに

猫がやってきました

 

先住の猫が 9番目の

「Q助」の次なので

 

10番目ということで

「てんてん」

命名しました。

ちょっと ちょっと

 

ここ どこですか?

 

知らないんですけど

ゲージ と トイレ

を用意しましたよ。

先住のQ助も

 

面倒見てくれるし。

 

まあまあ仲良しだし。

 

 

でも 

春だし

ちょっと冒険して

みたくなりました。

 

それは 家出なのでした。

 

大変です! 大変です!

役所 警察 保健所には「家出届け」。

ご近所様には「手配書」。

 

探偵を頼むと1日5万円だし。

こまったこまった・・・・・

 

色々調べたら 昔から

百人一首の在原行平さんの

上の句を読むと

猫が出てくるらしい

ので

色鉛筆で念じながら

描きました。

 

次の日

近くの神社にて てんてんの首輪を

ご近所様が発見っ!

 

とりあえず 生存か!

それにしても ご利益すごいです。

神社にも お賽銭して。

無事を お願いしてと。

 

その3日後。

その神社にて無事に

発見、捕獲しました。

 

 

はいっ

家出終了!

 

今は 元通りの

 

おとぼけ猫になりました。

 

 

 

 

めでたしめでたしっ!

 

立ちわかれ いなばの山の 峰に生ふる

まつとし聞かば 今帰り来む

by 在原中納言行平

お別れして 因幡の国へ行きますが 稲羽山の松のように

待つと聞いたなら すぐに帰りましょう

 

 因幡の国(鳥取県)稲葉(羽)山(標高249m)。

「因幡」「稲葉」「往なば」掛詞。

「いなば」攻めです。

 峰に生ふるまつは、「松」「待つ」掛詞。

なるほど なるほど。

 

行平鍋って この人の名前らしいですね。

厚手の陶器製で持ち手と注ぎ口があって

雪のような塩を作ったらしいです。

今はなぜか鉄製だし

独特な鎌倉彫のような

打ち跡がが特徴です。

注ぎ口は健在です。

 

在原業平は異母弟らしいですね。

 

 

 

行方不明が心配なので

チップを埋め込みました。

 

これで一安心。

 

てんてん

良い顔してます。