G-SHOCK DW-9500 の 電池交換

電池交換を時計屋さんに持っていきますと、

現在の時計の価値を

軽くオーバーしてしまいますので

自分で電池交換することに決めました。

 

せっかく裏蓋を開けますので「防水パッキン」も交換します。

あくまでも

自己責任の事故責任ということで

何があっても一切文句を言わない事を心に決め

 

いざっ!

いざっ!いざっ!

 

まずは ベルトの始末を

記録しておかないと

 

最後の最後にこんがらがってしまいそうなので

 

おいおい

こんな始まりで

大丈夫かぃ?

 

 

これが裏側です。

 

灰色の

柔らかい

プラスチック製の

 

裏蓋ネジのカバーの

ネジを外します。

 

ん~ 中尊寺金色堂

状態ですね。

お厨子のお厨子のお厨子みたいな感じです。

 

外したパーツです。

 

裏蓋ネジのカバーとネジです。

裏蓋のネジを外して・・・・・

 

開けてみますと・・・

 

こんな感じです。

つぶつぶのゴムが絶縁ゴムかな。

 

その周りの細いゴムが

裏蓋パッキンです。

 

防水はこのパッキン様のおかげです。

 

まず裏蓋パッキンを外します。

 

絶縁ゴムを ぺらっと外します。

 

ここのフックを手前に出すように外すと・・・

 

横から見ると

こんな感じです。

 

自然に電池の半分あたりまで

そり返ります。

イメージは 背筋トレーニングです。

 

スルッと 電池が出てきます。

完全に放電した電池なら

金属製ピンセットでもいいのでしょうが

基本3Vで感電します。

周囲のパーツにも悪影響の可能性はあると思います。

 

プラスチック製や木製の

電気を通さないピンセットでつまみましょう。

 

蠅たたきの 蠅君をつまむピンセットも可。

よく洗ってからですよ。

 

 

感電といえば1.5Vの乾電池を 小学生の頃 度胸試しで舌にのっけて

ピリッと遊んでいたことを思い出しました。馬鹿だね~俺。

 

 

 

 

新しい電池を電気屋さんで買ってきました。

 

電池に交換した日付を書いておくと良いですよ。

 

電池は「CR2016 パナソニック製」にしました。

 

 

電池の抑えカバーをはめましたら

 

いよいよ

カシオ独特の儀式が始まります。

 

「AC」と書いてあるところに

ピンセット右側をあてて

 

ピンセット左側は

電池+極にあててショートさせます。

 

「AC」とは オールクリアーのことらしいです。

 

 

 

ショートさせますと

 

液晶画面は1月1日になりますので

 

オールクリアー確認です。

 

続きまして

裏蓋をせっかく開けましたので

パッキンを新品にします。

 

その時 塗布器にくぐらせて

グリスアップします。

当分の間は防水力が増しますね!

 

 

やり方は

 

外したパッキンを

 

塗布器に置きます。

 

ふたを閉めます。

 

実は蓋の裏側もスポンジがついてまして

グリスがついています。

 

なので この作業で両面に

グリスが塗れるわけですね

目安としては蓋側のスポンジに

パッキンが くっついてきましたら塗布完了。

 

この写真は上蓋の裏側のスポンジです。

 

防水パッキンをセットします。

 

ちなみに外した古いパッキンは

特に風化をしてなかったので

 

塗布器でグリスアップして

保管することにしました。

次回、物(防水パッキン)があるかどうか

わかりませんので

処分しないほうが良いと思います。

 

 

 

そうそう 

裏蓋にも交換した日付を書きました。

時計屋さんの決まり事ですね。

油性ペンで書いても

マニュキア落としで落ちますよ。

 

 

 

逆順に組み立てて出来上がりました。

 

これで おしまいです。

3年ぐらいは電池がもちますように・・・

 

ちなみに 

液晶の時間によりますと

電池を入れて(AC状態)からの作業時間が

18分16秒ですね。

 

ふ~ お疲れ様です。

 

 

 

おしまい。